前回のブログでは、屋根延長工事、大開口窓、そして外壁工事の開始までをご紹介しました。
現場では着々と工事が進み、住まいの骨格と外観のイメージが少しずつ形になってきています。
今回は、外壁工事の進捗に加え、サッシ工事やカバー工法による屋根工事の様子をお届けします。
外壁材の施工が始まりました。
外壁は建物を守る重要な「鎧」であり、住まいの印象を左右する大切な部分です。
今回は周囲の景観と調和するシンプルなデザインを採用。写真は下地材の様子です。
この上からモルタルを塗り、塗装仕上げしていきます。施工が進むにつれて、建物全体の印象がぐっと引き締まってきます。

同時に、各部屋のサッシや大開口窓の取り付けも始まりました。
サッシは光や風を取り込むだけでなく、断熱性・防音性・防犯性にも直結する重要な要素です。
施工中の窓枠を見ながら、住まいの快適性がぐっと高まることを実感します。

そして、屋根工事も進行中です。今回は既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法を採用しています。
この工法のメリットは、解体不要で廃材が少なく、工期も短縮できること。さらに断熱性や遮音性、防水性が向上し、住まいの寿命を延ばす重要な工程です。

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」