これまでの住まいが手狭に感じられたことをきっかけに家づくりが始まりました。
家づくりのきっかけ
当初は新築をご検討されていましたが、希望のエリアでは理想の土地がなかなか見つからず計画が難航。
そこでご主人様が目を向けたのが「中古住宅を購入してリノベーションする」という選択肢でした。
中古住宅は土地に比べて流通量が多く、理想の住まいを実現できるチャンスが広がります。
ただし購入後に予想外の修繕費がかかってしまうと、本来かけたい暮らしづくりの費用が削られてしまうことも…。
そうした不安を解消するため、当社では購入前にインスペクション(住宅診断)を実施。
今回の物件も躯体・劣化状況に大きな問題はなく、安心してご購入いただけました。
テーマは「食育」──家族が集まるキッチン
今回のリノベーションのテーマは「食育」。休日には家族全員で料理が楽しめるよう、キッチンを暮らしの中心に据えました。
ご希望だったL字型キッチン+アイランド作業台は、ご家族の暮らしの象徴ともいえる空間に。
さらにキッチンやメインの床材にはパインの無垢材を採用し、大きなキッチンでありながら圧迫感のない、優しく温もりのある雰囲気を実現しています。
暮らしやすさを高める間取り
住まい全体は、家事や生活動線を意識して回遊できる間取りへ。
玄関からリビング、ダイニング、キッチン、パントリー、トイレ、洗面、収納へとぐるりとつながる設計になっています。
また、お風呂は従来の1.5坪から1坪へとコンパクトに変更し、脱衣室にはガス乾燥機「乾太くん」を設置できるスペースを確保。
隣接するファミリークローゼットとつなげることで、洗う→干す→畳むが最短距離で完結する効率的な家事動線が生まれました。
明るさとやさしさを感じる素材選び
もともとの住まいはシックで落ち着いた反面、少し暗い印象をお持ちでした。
そこで打ち合わせを重ね、明るさと優しさを感じられる素材や色合いを厳選。
結果、やわらかな光が広がる、居心地のよい空間へと生まれ変わりました。
これからの暮らしへ
家づくりの途中で新しい家族も加わり、ますますにぎやかになったご家庭。
食を楽しみ、笑顔あふれる日々がこの住まいで育まれていくことでしょう。




















