リノベーションを考え始めたとき、多くの方が最初につまずくのが「で、結局どこから始めればいいの?」という点です。間取りやデザイン、費用の話が先に浮かびがちですが、実はその前に整理しておくべきことがあります。ここを飛ばしてしまうと、工事が終わったあとに「思っていた暮らしと違う」と感じやすくなります。
まず大切なのは、今の暮らしの中で感じている小さな違和感や不便さを言葉にすることです。朝の支度が慌ただしい、収納が足りず片付かない、家族が同じ空間にいても落ち着かない──こうした感覚は、間取り図を見ているだけでは見えてきません。実際に、家事動線の整理を優先したご家庭では、間取りを大きく変えなくても日々のストレスが減り、暮らし全体の満足度が大きく向上しました。
もう一つ整理しておきたいのが、お金と時間に対する考え方です。すべてを一度に理想通りにしようとすると、予算や工期に無理が出やすくなります。建築家がいるつくば住宅工房の提案では、優先度の高い部分から整え、将来的に手を入れられる余白を残す考え方を大切にしています。その結果、無理のない計画でありながら、完成後の満足感が高いリノベーションにつながっています。

間取りや素材を考え始めると、どうしても「見た目」に意識が向きがちです。ただ、本当に暮らしやすい住まいをつくるには、今だけでなく、この先の暮らし方まで視野に入れることが欠かせません。
例えば、子育て中のご家庭では、今は目が届く距離感が大切でも、数年後には個々の時間を尊重できる空間が必要になります。生活リズムや家族構成は必ず変化します。建築家がいるつくば住宅工房の提案では、現在の不満解消だけでなく、将来の使い方まで想定した間取りを検討することで、住み続けるほど「やってよかった」と感じられる住まいを目指します。
また、家族全員が同じ場所に集まる時間と、それぞれが一人で過ごす時間、そのバランスをどう取るかも重要です。リビングを家の中心に据えつつ、ほどよく距離のある個室やワークスペースを設けることで、家族の気配を感じながらも落ち着いて過ごせる住まいが生まれます。こうした考え方は、図面の前に暮らしの話をじっくりすることで、初めて見えてきます。

リノベーションでは、どうしてもデザインや間取りが注目されがちですが、住み心地を大きく左右するのが断熱や気密といった基本性能です。ここを後回しにすると、完成後に「寒い」「暑い」といった不満が残りやすくなります。
断熱性能が不足していると、部屋ごとの温度差が生まれ、冬場のヒートショックのリスクも高まります。高断熱・高気密を意識した住まいでは、家の中の温度差が小さくなり、どの部屋でも快適に過ごせる時間が増えます。建築家がいるつくば住宅工房の提案では、見えない部分の性能を丁寧に整えることで、日々の快適さと健康面の安心を支えています。
さらに、性能は光熱費にも直結します。冷暖房効率が高まることで、無理にエアコンを使わなくても快適な室内環境を保ちやすくなります。結果として、ランニングコストの抑制や建物の長寿命化につながり、長い目で見たコストパフォーマンスの良さを実感しやすくなります。

つくば市やつくばエリアでリノベーションを検討していると、選択肢の多さに迷ってしまう方も少なくありません。だからこそ、価格や施工事例の見た目だけでなく、「どういう考え方で家づくりをしているか」に目を向けてほしいと思います。
大切なのは、暮らしの整理から一緒に考えてくれるかどうかです。要望をそのまま形にするだけでなく、背景にある理由や優先順位を丁寧にくみ取ってくれる会社は、完成後の満足度が高くなりやすい傾向があります。建築家がいるつくば住宅工房の提案では、家族の価値観や将来像を共有した上で、無理のない選択肢を提示することを大切にしています。
また、設計と施工が分断されていないかも重要なポイントです。設計の意図が現場で正しく反映されることで、性能や使い勝手にブレのない住まいが実現します。細かな部分まで目が届く体制は、リノベーションの安心感につながります。

リノベーションは一度きりの大きな決断だからこそ、「この人たちなら任せられる」と感じられるかどうかがとても重要です。その安心感には、いくつか共通する要素があります。
まず、家そのものよりも、そこで営まれる暮らしを中心に考えていること。要望を否定せず、かといって流されるわけでもなく、暮らしにとって本当に必要かを一緒に考えてくれる姿勢が信頼につながります。建築家がいるつくば住宅工房の提案では、理想と現実のバランスを丁寧にすり合わせながら、納得感のある方向性を導き出します。
そして、設計から施工、その後の暮らしまで一貫した視点を持っていること。リノベーション中に起こりがちな想定外の出来事にも柔軟に対応できる体制があることで、施主の不安は大きく軽減されます。この積み重ねが、「ここに相談してよかった」という実感につながります。

リノベーションを考えるとき、「どこから始めるか」で迷うのは自然なことです。ただ、工事やデザインの前に、暮らしを見つめ直し、信頼できる相談先とじっくり話す時間を持つことで、その迷いは少しずつ整理されていきます。
断熱や気密といった性能、間取りやデザイン、将来の暮らし方。それらを切り離して考えるのではなく、渾然一体として捉えることが、長く快適に暮らせる住まいへの近道です。つくば市でリノベーションを検討している方は、まずは無料相談を通じて、自分たちの暮らしを言葉にするところから始めてみてください。
実際の住まいを体感できる最新のOB宅訪問も、リノベーション後の暮らしを具体的にイメージする良い機会になります。焦らず、一歩ずつ。納得と安心を重ねながら、自分たちらしい住まいづくりを進めていきましょう。

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」