昨年8月以降、住宅ローン金利は上昇を続けています。
今月の長期固定金利は2.9%。
これは1999年2月以来の水準です。
変動金利も2.875%と、2007年以来の数値となっています。
住宅取得をご検討されている方にとって、決して小さくない変化です。

そしてもう一つ。
住宅建築費は依然として高止まりの状態にあります。
2026年前半にかけて、大きく下落する可能性は極めて低いと予測されています。
その背景には、
・資材価格の高騰
・人件費の上昇
・省エネ基準義務化に伴うコスト増
といった要因が重なっています。
「少し待てば安くなるのでは」と思いたくなる気持ちもありますが、
少なくとも2026年春頃までは、今と大きく変わらない価格水準が続く可能性が高いのが現実です。
さらに、土地価格も上昇傾向にあります。
つくば市においても、最新データでは上昇が確認されています。
住まいを持つということが、
年々ハードルの高いものになってきていると感じます。


それでも、住まいは暮らしの土台です。
不安を抱えながら、
「今は動くべきなのか、それとも待つべきなのか」
迷われている方も多いのではないでしょうか。
ただ一つだけ、強くお伝えしたいことがあります。
不安や焦りから、
近くの建売住宅や住宅展示場へ足を運ぶことはおすすめしません。
例えるなら、
武器を持たずに戦場へ向かうようなものです。
では、何から始めるべきなのでしょうか。
答えはとてもシンプルです。
まずは、今の家計を正しく知ること。
現在の支出。
これからかかる教育費や老後資金。
それらを整理し、
「安全な住宅予算」を算出することが何より大切です。
住宅は完成がゴールではありません。
本当のスタートは、住み始めてからです。
住宅ローンを払い続けるための人生になってしまっては、
本末転倒です。
無理のない予算を知ること。
それが、生涯の安心につながります。
つくば住宅工房では、
専属のファイナンシャルプランナーがチームにおります。
家づくりを始める前に、
まずはお金の設計図を描くこと。
それが、この時代における
もっとも堅実で、もっとも賢い家づくりの第一歩だと考えています。

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」