「外につながる、延びやかな家」リノベーション工事進捗

「外につながる、延びやかな家」リノベーション工事進捗

投稿日:2025年10月2日 / 最終更新日:2025年11月26日
みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
つくば住宅工房では、「住まいを通して、その人らしい豊かさを一緒に探して、見つけて、形にしていく」ことを大切にしています。
家づくりって、ただ住む場所を作るだけではなく、その人やご家族の人生に深く関わる大切なプロセスです。
私自身、住まいをつくる仕事に長く携わってきましたが、そのたびに「暮らしが変わると、人生がもっと豊かになるんだな」と感じています。
このブログでは、そうした日々の活動や気づきをお届けしていきたいと思っています。


 

前回のおさらいと今回の進捗紹介

前回のブログでは、屋根延長工事、大開口窓、そして外壁工事の開始までをご紹介しました。
現場では着々と工事が進み、住まいの骨格と外観のイメージが少しずつ形になってきています。
今回は、外壁工事の進捗に加え、サッシ工事やカバー工法による屋根工事の様子をお届けします。

外壁工事の様子

外壁材の施工が始まりました。
外壁は建物を守る重要な「鎧」であり、住まいの印象を左右する大切な部分です。
今回は周囲の景観と調和するシンプルなデザインを採用。写真は下地材の様子です。
この上からモルタルを塗り、塗装仕上げしていきます。施工が進むにつれて、建物全体の印象がぐっと引き締まってきます。

外壁工事が進む現場の様子。家の印象が少しずつ形になってきました。

サッシ工事で外と内をつなぐ

同時に、各部屋のサッシや大開口窓の取り付けも始まりました。
サッシは光や風を取り込むだけでなく、断熱性・防音性・防犯性にも直結する重要な要素です。
施工中の窓枠を見ながら、住まいの快適性がぐっと高まることを実感します。

南側の大開口窓が取り付けられた様子。光と風を取り込む窓は暮らしの中心です。

屋根工事(カバー工法)の取り組み

そして、屋根工事も進行中です。今回は既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法を採用しています。
この工法のメリットは、解体不要で廃材が少なく、工期も短縮できること。さらに断熱性や遮音性、防水性が向上し、住まいの寿命を延ばす重要な工程です。

カバー工法による屋根施工の様子。既存屋根の上から新しい屋根材を重ねて耐久性と断熱性を高めます。
外壁、サッシ、屋根と着実に工事が進むことで、住まいの外観と性能の基盤が整いつつあります。
次回は、内装仕上げや設備工事の様子もご紹介していく予定です。
少しずつ完成に近づく現場の変化を、ぜひ楽しみにしていてください。

著者プロフィール 
橋本 海知(はしもと かいち)

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー

国家資格

二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者

技術資格

既存住宅状況調査技術者

福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。

新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。

家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。

  • 専門領域・関心分野
  • リノベーション/リフォーム
  • インスペクション
  • 耐震診断、温熱計算
  • 中古住宅の価値再生
  • 高性能住宅設計
  • 補助金制度活用・コスト最適化
  • 顧客との対話を重視した設計提案

メッセージ

「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」

橋本 海知(はしもと かいち)

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