家づくりを考えるとき、多くの人が最初に思い浮かべるのはデザインや性能かもしれません。けれども本当に大切なのは、日々の暮らしがどんなふうに心地よく流れていくかという「暮らしの設計」です。女性建築家とチームを組んで住まいを考える「つくば住宅工房」では、家族の想いと使い勝手を丁寧に読み解き、形だけでなく“生き方”を設計するような家づくりを提案しています。
女性建築家とチームで取り組むことで、異なる視点から住まいを多面的に見つめることができます。男性建築家が構造や空間の合理性を追求する一方で、女性建築家は家事や子育てなど、日々の暮らしの動線に寄り添った提案を行います。家族の中で「誰がどんな時間を、どんな場所で過ごすのか」という具体的なイメージを共有しながら、プランを練り上げていく過程では、対話が何より大切にされています。
「つくば住宅工房」では、初回の無料相談から建築家が直接ヒアリングを行い、住まいへの想いを一つずつ言葉にしていきます。“こうあるべき”という固定概念にとらわれず、家族の個性をそのまま活かす設計こそが、長く愛される家の秘訣だと考えています。
建築家が描く図面は、単なる間取りではありません。朝の光がどう差し込むか、子どもが成長したときの動線がどう変わるか、家族の会話がどんな場所で生まれるか──そうした“時間の流れ”までを見据えた、暮らしそのもののデザインです。
たとえば、キッチンを中心に据えた設計。料理をしながら家族と自然に会話ができるように、リビングとのつながりを開放的に設けたり、洗濯や収納へのアクセスを短くまとめたりと、動きやすさをデザインする工夫が光ります。建築家の提案によって、無理なく整う生活リズムが自然と生まれるのです。

日々の小さなストレスや家事動線の悩みは、実は暮らしの心地よさを左右する大きな要素です。女性建築家がチームにいることで、そうした“リアルな使い勝手”が空間づくりに反映されます。
女性建築家が重視するのは「住む人の時間をどうデザインするか」。朝の支度、子どもの送り出し、帰宅後の家事、家族団らんのひととき。時間の流れを丁寧に観察し、それぞれの場面でストレスなく動ける配置や収納を考えます。たとえば、洗濯機から物干し場、そしてファミリークローゼットへと一直線につながる動線や、玄関脇に手洗いを設けるなど、日常の小さな工夫が暮らしの満足度を大きく変えていきます。
こうした設計は、打ち合わせの中で施主のライフスタイルを細かく聞き取りながら進められます。図面の線の一本にも、生活者の視点が込められているのです。
女性建築家の提案には、機能性だけでなく、空間の「美しい余白」への意識があります。収納扉のラインを揃える、壁や天井の素材を変えて空気感をやわらげる、自然光の入り方を計算して陰影を美しく見せる──。
それは単なる“見た目の美しさ”ではなく、住む人が無意識に心地よさを感じるための設計。細部まで丁寧に仕立てられた空間は、毎日の暮らしに穏やかなリズムを生み出します。

性能と素材の両立は、つくば住宅工房の家づくりにおいて大切なテーマです。どちらかに偏ることなく、快適さとぬくもりを渾然一体に整え、五感で心地よさを感じられる住まいを実現しています。
建築家が提案する高断熱・高気密の家は、エアコンの効率を高めるだけではありません。冬は暖かく夏は涼しいという温熱環境を安定させ、家の中の温度差を減らすことで、体への負担をやわらげます。さらに、断熱材や窓の性能だけでなく、換気計画や湿度のコントロールまでをトータルで設計するため、カビや結露の発生を防ぎ、家自体の耐久性を高めます。
これは単なる“快適な空間”をつくるためではなく、「長く健康に暮らせる家」を実現するための設計思想。性能を数字で語るのではなく、体感で理解できる心地よさを追求しています。
無垢材の床を裸足で歩いたときのやわらかさ、漆喰の壁が光をやわらかく返す感覚──そうした五感の心地よさが、建築家と作るつくば住宅工房の家にはあります。自然素材は経年とともに表情を変え、家族の時間を刻んでいきます。
また、自然素材を使うことは見た目の温かみだけでなく、空気の清浄度や湿度の調整といった“住まいの質”にも大きく関わります。性能と素材が渾然一体となった設計だからこそ、日々の暮らしの中で「なんだか気持ちいいね」と感じる瞬間が増えていくのです。

住宅展示場ではどの家も素敵に見えますが、「どれが本当に自分たちに合うのか」はわかりづらいものです。建築家と作るつくば住宅工房の家づくりは、単なるデザインや価格の比較ではなく、“自分たちの暮らし方”を起点に考える点が大きな違いです。
建築家と作るつくば住宅工房では、家族ごとに異なるライフスタイルを丁寧にヒアリングし、敷地条件や環境との調和を踏まえた上で最適な提案を行います。
たとえば共働き家庭には家事動線の短縮を重視し、在宅ワークが多い家庭には光の入り方や静けさを大切にしたワークスペースを提案します。どのプランも、“こうしたい”という暮らしの希望を形にするための設計。そこに、建築家の確かな技術と感性が重なります。
初期費用だけでなく、光熱費やメンテナンス費用などの“暮らしのコスト”を長期的に抑える設計も特長です。高断熱・高気密の性能により冷暖房効率が高まり、自然素材を活かすことで塗り替えや張り替えなどの頻度を軽減。見えない部分まで計算された家づくりは、年月を経ても価値を失わない資産となります。

建築家との家づくりは、単なる“家を建てる”という行為ではなく、“暮らしを共に描く”プロセスです。実際に話をしてみると、自分たちの思い描く暮らしが少しずつ形になっていく感覚を味わえるはずです。
建築家がいるつくば住宅工房では、無料相談を通じて家づくりの考え方や進め方をわかりやすくご案内しています。また、実際に建てられたお住まいを見学できる最新のOB宅訪問も随時開催中。建築家とともに考えた家で、住まい手がどのように暮らしているのかを“リアルな温度感”で感じていただけます。
家づくりを検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。あなたらしい暮らしのかたちを、建築家とともに見つけていきましょう。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」