2025.05.09
みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
突然ですが、自己表現が得意ですか?
それとも苦手ですか?
表現の仕方には、いろいろあります。
言葉、表情、絵、動き、など、多様な手段があります。
自己表現とは、目的を完遂するためにあると思ってます。
そして、自己表現の熱量が最も重要だと思います。
その熱量で、出来上がりは、格段に変わります。
それは、家も同じ。
家づくりにおいて、ヒアリングが最も重要な役割を持った過程と言えます。
ヒアリングによって、抽出された想いや言葉の集大成が家の出来上がりを左右します。
なぜ、そのキッチンを取り入れたいのか、そのキッチンにすることで、何を得られると感じているのか。
会話の中の言葉や表情、動きで、想いの量が分かります。
その想いに対して、私たちの想いもぶつけて、不要なものは、削り取りながら、形作っていく。
高価なものや良いものを足したものが「すごく良いもの」になるとは、限らないと思います。
ヒアリングでは、意地悪な質問と思われてしまうことがありますが、
決して意地悪ではなく、それが、本当に必要なものなのか、一時の理想になっていないか、将来を見据えたものなのかを探っているのです。
時には、その想いに共感いただけないときもありますし、私たちが想いを汲み取れきれていないときかもしれません。
それでも、その過程を経ることで、住まい手に取って、本当に必要なものが凝縮され、そして、すごく良いものになるのではないかと考えております。
「自己表現が苦手だから、自分たちの家づくりに合わないかも」
そんなことは、ないです。
言葉に出来ない想いを形にするのが、私たちの役割です。
私たちの言葉に対して、「そう!それ!」なのか「なんか、違う」
のように、抽象的な感想をお答えいただければ、必ず、想いを言葉に変えてみせます。
明日は、佐倉市の新築プロジェクトのヒアリングです。
家づくりにおいて、最も重要な過程、真剣勝負の1日になります。