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つくばの中古住宅リフォーム費用の目安|建築家と考える後悔しない家づくり

2025.08.19

 

つくば 中古住宅 リフォーム 費用の目安と賢い考え方

中古住宅を購入してリフォームを考えると、まず気になるのは「どのくらい費用がかかるのか」という点です。面積や工事の内容だけでなく、どの部分にお金をかけ、どのような工夫をするかで費用感や満足度は大きく変わります。ここでは、中古住宅リフォームの費用の全体像と、無理なく快適な住まいをつくるためのポイントを整理してお伝えします。



中古住宅リフォームの費用の全体像

中古住宅リフォームでは、「内装」「設備」「構造」の3つの領域で費用が大きく変動します。費用の内訳を理解することで、漠然とした不安を整理しやすくなります。

内装・設備・構造、それぞれでかかる費用

内装リフォームは壁紙や床材、建具などの仕上げ部分で、家の印象を左右します。60㎡の中古住宅で床材を無垢材にすると、1㎡あたり1万5千円程度で合計約90万円。標準グレードを選べば30〜40万円ほどに抑えられ、費用と質感のバランスを考えることが大切です。

設備リフォームはキッチン、浴室、トイレ、給湯器などの更新費用です。特にキッチンや浴室は100万円前後かかることもあります。一般的な事例では、家族の暮らし方や動線に合わせた設備提案を行い、必要以上の費用をかけずに毎日の使い勝手を高めています。子育て世代の家庭では、キッチンを対面型にすることで、家事をしながら子どもを見守れる設計が可能です。

 

構造リフォームは、間取り変更や耐震補強、高断熱・高気密改修など住宅の根幹に関わる工事です。費用が高額になりやすく、全体の30〜50%を占めることもあります。つくば住宅工房の実績では、耐震補強と断熱改修を組み合わせることで、安全性や光熱費削減を意識したリフォームが提案され、長期的に満足度の高い住まいが実現されています。

初期費用だけでなく、将来のメンテナンスも考慮

リフォーム費用を考えるときは、初期費用だけでなく将来のメンテナンスコストも視野に入れることが大切です。屋根や外壁の素材選びで、将来の維持費を大きく変えることができます。金属屋根は初期費用が高めでも耐久年数が長く、20年後の補修費用を減らすことが可能です。

水回り設備も耐久性の高いものを選ぶと、数年後の交換費用が抑えられます。さらに、高断熱・高気密リフォームは光熱費削減や結露防止につながります。既存のサッシをペアガラスに変更して断熱性能を高めた住宅では、年間暖房費が約15%削減された事例があります。


費用を左右するリフォームのポイント

リフォーム費用は、面積や工事内容だけで決まるわけではありません。どこにお金をかけ、どの順序で工事を進めるかで、同じ住宅でも費用は大きく変わります。

建築家とつくるプランニングのメリット

建築家と一緒にプランニングすることで、費用を無駄なく使いながら理想の空間をつくることができます。

    • 動線や間取りの最適化:家族の生活動線を分析し、キッチンや洗面、収納の配置を提案。子育て世代で洗濯動線を短くしたプランでは、家事時間が週に数時間減った事例があります。
    • 必要な工事と不要な工事の整理:住宅の現状を精査し、無駄な解体や改修を避けることで、予算を効率よく使えます。
    • 長期的な費用対効果を考えた素材選定:耐久性やメンテナンスの負担を考えて素材を選ぶことで、初期費用はやや高くても将来的な負担を減らせます。

高断熱・高気密を意識した費用配分

高断熱・高気密に適切に投資することは、費用以上の価値を生みます。

    • 光熱費の削減効果:断熱サッシに変更した住宅で暖房費が年間で15〜20%削減された事例があります。
    • 居住性と快適性の向上:冬は室内が均一に暖まり、夏は冷房効率も上がり、家族の暮らしや健康に影響します。
  • 将来の資産価値向上:断熱改修や耐震補強を組み合わせた住宅は、中古住宅市場で評価が高くなるケースも。つくば住宅工房では、こうした視点を踏まえた提案で長期的満足度を高めています。

デザイン・性能・暮らしやすさのバランス

見た目だけでなく、性能や暮らしやすさを一体で考えることで、費用対効果の高いリフォームが実現できます。

    • 収納や家具配置を含めた動線設計:生活動線や収納効率を考慮すると、無駄な改修費を抑えつつ住みやすさを向上できます。
    • 素材選びとメンテナンス性の両立:リビングの床材を無垢材にする場合でも、一部に耐久性の高い素材を組み合わせるなどで費用を抑えながら快適さを確保。
  • 家族のライフスタイルに合わせたデザイン提案:子どもスペースやペット対応も考慮され、日々の暮らしの満足度が高まります。

ケースで見る費用感と工夫

今回の想定を見ると、費用のイメージが具体的になります。中古住宅リフォームでは、住宅の状態や家族の要望によって費用は大きく変わりますが、計画的な工夫で予算内に収めながら満足度の高い住まいをつくることが可能です。

中古住宅購入+リノベーションの提案

築25年の木造住宅で間取り変更と断熱改修を行ったケースでは、総工費は約450万円。リビングとキッチンを一体化し、家族が自然に集まる空間にします。既存の床や壁を活かすことで、コストを抑えながら満足度の高い空間を実現できます。

水回り設備を一新した60㎡のマンションリフォームでは、キッチン・浴室・洗面台を交換しつつ、収納や照明計画も見直して総額約300万円。導線や家事効率を意識した提案で、費用以上の利便性が得られます。

耐震補強と高断熱・高気密化を加えた2階建て中古住宅では、構造改修費に200万円、断熱工事に50万円ほどを投じ、総額約500万円。将来的な安全性や光熱費削減も考えたプランで、長期的な価値を意識した提案となっています。

費用を抑えながら快適性を高める工夫

    • 生活の中心であるリビングやキッチンには費用をかけ、来客用の部屋や廊下の仕上げは抑える工夫。
    • 既存素材の活用:古い床や建具を再塗装・部分補修で生かすことで、見た目は新しく費用を半分程度に抑えられる事も。
  • 長期的視点で設備を選ぶ:初期費用が少し高くても耐久性の高い設備で10年後の交換費用やメンテナンス負担を抑えられます。

費用だけでなく、長く快適に暮らすための視点

初期費用とランニングコストのバランス

断熱改修や高断熱・高気密リフォームを取り入れることで、光熱費が年間10〜20%削減できるケースがあります。屋根や外壁の耐久性を考えた素材選びや、耐久性の高い水回り設備の導入も将来的なメンテナンス費用を抑えるポイントです。

将来の家族構成やライフスタイルに合わせた柔軟性

可変性のある間取りや多目的スペースの確保、生活動線の工夫により、家族構成や働き方の変化にも柔軟に対応できます。建築家と一緒に動線や収納を計画することで、日々の暮らしの快適さを高められます。


まとめ:納得の中古住宅リフォーム費用と家づくりのポイント

中古住宅リフォームでは、費用感を把握するだけでなく、どこにお金をかけ、どう工夫するかが満足度を大きく左右します。

費用の全体像を理解し、建築家と相談しながら優先順位を整理することで、無駄なく効率的なリフォームが可能です。高断熱・高気密や耐久性の高い設備への投資、将来のライフスタイルを見据えた間取り設計など、長期的視点を意識した提案を取り入れることで、快適で安心な住まいを手に入れられます。

まずは資料請求や相談で、具体的な事例やプランを確認しながら、自分たちらしい家づくりの一歩を踏み出してみてください。

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