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熱中症の4割は室内で発生!エアコンだけに頼らない住まいの工夫

2025.08.21

みなさま、こんにちは。
つくば市で戸建住宅のリノベーションをご提案しております、つくば住宅工房の橋本です。新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。
そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。
建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。


 熱中症の4割は室内で発生!エアコンだけに頼らない住まいの工夫

室内だから安心とは限りません。熱中症の4割が室内で発生しています。エアコンだけに頼らず、断熱・気密・通風の見直しで快適に暮らせる住まいづくりをご提案します。

熱中症の4割は室内で発生しています

みなさま、こんにちは。つくば住宅工房の橋本です。
今日も一段と暑い一日でしたね。つくば市では最高気温が36度を記録しましたが、体感的には40度近くあったように感じました。

「室内にいれば安心」と思われがちですが、実はそうとも言い切れません。
総務省消防庁の統計によると、熱中症の約4割は室内で発生しているのです。
特に小さなお子さんや高齢のご家族がいるご家庭では、注意が必要です。

なぜ室内で熱中症が起きるのか?

断熱性能の不足

外気の熱が室内に伝わりやすく、冷房の効きが悪くなります。

気密性と通風のバランス不足

熱気が入り込みやすく、空気が滞留して湿度が上がります。

空調管理の不適切さ

冷房を控えたり、設置位置が悪いことで室温が均一にならないケースがあります。

建材の蓄熱性

コンクリートなどが日中の熱を蓄え、夜間も室温が下がりにくいのです。

生活習慣と意識のギャップ

「室内だから安全」という思い込みが、対策を遅らせてしまうことがあります。

エアコンだけでは安心できない理由

「エアコンを新しくすればいい」「もう一台追加すれば安心」
そう考える方も多いかもしれませんが、それだけでは根本的な解決にはなりません。

人生100年時代といわれる現代では、短期的な対処ではなく長期的な視点での住まいづくりが求められます。
エアコンの性能だけに頼るのではなく、断熱・気密・通風の改善といった住まい全体の見直しが必要です。

いますぐできる室内の暑さ対策

もちろん大掛かりなリフォームだけでなく、日々の工夫でできることもあります。

  • カーテンやブラインドで直射日光を遮る
  • 扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させる
  • 室温・湿度をこまめにチェックする

こうした小さな工夫を積み重ねることで、室内の熱中症リスクを下げられます。

本質的な住まいの見直しを

キッチンやお風呂の交換、クロスの張り替えなどの部分的なリフォームも大切ですが、
一度立ち止まって、「本当に自分たちに合ったリフォーム・リノベーションとは何か」を考えてみませんか?

設備の更新だけでは得られない安心感や快適さを実現するためには、
暮らし方や価値観に寄り添った“本質的な住まいづくり”が必要です。

つくば住宅工房にご相談ください

つくば住宅工房では、断熱・気密・通風まで考えた「健康に暮らせる住まい」をご提案しています。
「夏でも冬でも快適に過ごしたい」「家族の健康を守りたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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