「地震大国・日本」と言われていることは、皆さまもよくご存知かと思います。
具体的に見てみると、2011年〜2024年に世界で発生したマグニチュード6以上の地震のうち、約20%が日本で発生しています。


また、1900年以降に発生した世界規模の大地震の中でも、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震は世界で4番目の規模でした。
これらの事実からも分かる通り、日本は常に地震災害と隣り合わせの国です。
だからこそ今回は、「わが家の地震対策」について、あらためて考えてみたいと思います。
国土交通省では、耐震改修に関する特設ページを開設しており、
耐震改修の重要性や進め方が、非常に分かりやすく紹介されています。
こちらをクリック。
その中で、まず皆さまに実践していただきたいのが
「誰でもできる わが家の耐震診断(セルフチェック)」です。
「耐震改修って、本当に必要なの?」
多くの方がまず気になるのは、この点ではないでしょうか。
このセルフチェックでは、10個の質問に答えるだけで、専門的な耐震診断が必要かどうかの目安を知ることができます。
ご自宅がどのような建物なのかを知る、良いきっかけにもなりますので、ぜひ一度試してみてください。
「誰でもできる わが家の耐震診断(セルフチェック)」はこちらから。
耐震診断には、大きく分けて2つの方法があります。
一般診断法
主に、1〜3階建ての木造戸建住宅を対象とした診断方法です。
図面などの資料をもとに診断を行うため、原則として壁や天井を壊すような調査は行いません。
精密診断法
必要に応じて、壁や天井を一部解体し、
内部の構造や劣化状況まで確認する、より詳細な診断方法です。
基本的には、
一般診断 → 精密診断
という流れで進めていきます。
これらの診断結果から、建物の耐震評点が算出されます。

ここで、とても大切なポイントがあります。
最終的な耐震改修設計は、必ず「精密診断法」をもとに行うことです。
精密診断法は、一般診断法に比べて、その住宅が本来持っている性能に近い評点が算出されます。
そのため、結果として評点が高く出るケースも少なくありません。
ただし、
精密診断法の目的は「評点を上げること」ではありません。
目的は、診断精度を高めることです。
本当の耐震性能に近づけることで、
・本当に必要な補強箇所
・過剰にならない合理的な補強方法
が見えてきます。
結果として、無理のない費用で、納得感のある耐震改修につながるのです。
「安全側に見ておけば安心」
必ずしも、それが良い設計とは限りません。
精度の高い診断に基づいた設計こそが、本当に良い設計だと私たちは考えています。
つくば住宅工房では、
一般診断からスタートし、精密診断を行った上で、
その住宅に本当に必要な耐震改修を、ご予算に合わせてご提案しています。
「まずは話だけ聞いてみたい」
「うちの場合、必要なのか知りたい」
そんな段階でも、もちろん大丈夫です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」