みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。
私たち住宅会社から見たいいリフォーム リノベーションとはどういうものか今回お伝えできたらと思います。
みなさまは、リフォーム リノベーションというと一番最初にどのような事が頭に思い浮かびますか?
リフォーム リノベーションするきっかけが何であったかにも左右されますが、一般的には以下のようなきっかけが多いかと思います。
1つ目は、子育てが終わり、ご夫婦お二人の暮らしが始まる、または始まった際に、お手洗いやお風呂、キッチンをリニューアルしようか、となった方。
2つ目は、老後を見据えて、介護の支度や家の大規模修繕をしておこうと思い始めた方。
3つ目は、希望するエリアに売地がなく、たまたま条件の良い中古はあったが、どうして良いかわからない方。
上記のどれかに近いのではないでしょうか。
いずれにしても、どこに相談したら良いかわからない。
または何を基準にしたら良いのかわからない。
比較できるものがなく不安、だったりするのではないでしょうか?
1つ目の方は、大概ご夫婦でポスティングされたリフォーム屋さんのチラシを見ながら、あっちが安い、こっちが会社は良さそうだ、などお茶のお口直しには事欠かないのではないでしょうか?
1つ目の方が大切にしているのは第一に価格、第二に会社。
そうではなく、前回のブログにも書かせていただきましたが、その会社がどのような考え方を持ち、リフォーム リノベーションに挑んでいるのか、また、しっかりと資格を持ち、経験があり、自分たちのこれからの良き暮らしのアドバイザーとなりうるかを大切に、会社選びに視点を変えていただけたら良いかと思います。
2つ目の方は、おそらくご自身も親御さんの介護を経験されてご苦労された方や、近親者の苦労話を耳にした方なのではないでしょうか?
大切にして欲しいのは、あくまでもご自宅を介護しやすいお住まいにする際、施設のようにしない事。
毎日の平凡な暮らしは、家庭でしか得られないものを大切にしていただきたいと思います。
そういった想いを持ったリフォームリノベーションのできる会社に巡り会えるか、しっかり見極めていただきたいと思います。
3つ目の方は、新築を建てたかったのに、土地に巡り会えず、中古を買ってリノベする事に不安を感じてらっしゃるのではないでしょうか?
大切にして欲しいのは、やはり会社選び。
耐震や断熱に知識豊富で経験豊か、これからの指標を誰よりも詳しく理解して、取得する家にインストールできる技術を持っているか否かを見極めていただきたいと思います。
基準は、親身になって不安を聞いて、安請け合いせず、できることできない事、やるべきでないことやしておくべきこと、将来の資産価値や売却時のメリットなど、多岐にわたるご提案ができるかどうかを見極めていただけたらと思います。
その探し方は、各社ブログや、施工事例、スタッフとの会話での相性などが基準となるかと思います。
長々となってしまいましたが、簡略いたしますと、
一番大切なのはまずは相性、資格、技術や経験なのではないかなと思います。
自分達が思い描いている将来や未来、そしてそこへ向かう際の不安や現状など、しっかりと耳を傾け、納得のいくご提案をしていただける担当や会社に巡り合う事が大切です。
メリット、デメリットもはっきりと伝え、何が良いかを提案して、そこにはしっかりとした根拠がある。
そのような担当者や会社に、巡り合え、素敵なリフォーム リノベーションが行える事を私たちも願って止みません。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」