中古住宅の選ぶポイント

中古住宅の選ぶポイント

投稿日:2025年3月26日 / 最終更新日:2025年11月7日

みなさま、こんにちは。

 

まもなく年度が変わりますね。

新年度から窓や設備機器、あらゆる建材の価格が改定されます。

一例としてLIXILの価格改定について、昨年の11月に発表されたものを掲載致します。

 

出典:新建ハウジングDIGITAL

https://www.s-housing.jp/archives/368070

 

建築資材価格の高騰要因として、ウッドショック、アイアンショック、ロシア・ウクライナ戦争、コンテナ料金の上昇、円安などが挙げられます。

また、生活費の値上がりによって、工事費も高騰しております。

 

出所:一般社団法人日本建設連合会

 

全建設コストが上昇している中、これからの時代のマイホーム取得の手段として、新築とは別に中古住宅取得+リノベーションも考えてみてもいいのではないかと思います。

前段のお話しが長くなってしまいましたが、中古住宅を取得してリノベーションをする際の中古住宅の選び方のポイントをご紹介したいと思います。

 

今回は、つくば住宅工房の視点からポイントをお伝えしたいと思います。

20年、30年後の未来を見据えること

物価上昇による可処分所得減少の、時代に左右されにくい土地の価値の重要性が、非常に高まっていると考えております。

安いから、駅から近いからといった理由だけで決めるのではなく、なぜ安いのか高いのか、なぜ駅近がいいのかを調べつくしたうえで物件を選定することで、仮に将来そこを売却して、新たな場所で生活するときや、お子さんやお孫さんに相続し、家を建てるといったときに、土地をお金に換えやすいことや、土地の価値を継承できるといった、購買理由がより明確化していくと考えております。

住宅を取得して終わりではなく、20年後30年後の住宅の姿、暮らしの姿を事前にシミュレーションし、将来を予測して購入または住まいづくりすることが非常に大切ではないかと思います。

この20年、30年という数字は、取得世代や生活スタイルによって異なります。

どう考えたらいいのかわからない時や面倒とお考えのみなさま、つくば住宅工房へご相談ください。

つくば住宅工房では、住宅取得のみならず、将来を見据えたライフプランシミュレーションを専門のFPが、無料で行います。

そのうえで適正な住宅取得の予算や時期を検討し、同時にどのような暮らしをしたいかを徹底的にお聞かせいただいたうえで、今の暮らしにも将来の暮らしにも不安のない物件探しをお手伝いいたします。

つくば住宅工房が考える住まいの考え方として『経年を経た住まい』というキーワードがございます。

時を経て評価額が下がった物件を取得して、リノベによって価値づけする、そこには最新の構造学による、耐震向上、断熱向上を取り入れることで、その額面では取得不可能なエリアに理想の暮らしを実現できるかもしれません。

住宅取得を検討しているが、何から始めたらいいのかわからない、そもそも金銭的に大丈夫なのか、新築するのがいいか、中古住宅をリノベするのがいいか、いい土地が見つからない、など、どんなお悩みでもかまいません。

遠慮なく、お気軽にお問い合わせください。

著者プロフィール 
橋本 海知(はしもと かいち)

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー

国家資格

二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者

技術資格

既存住宅状況調査技術者

福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。

新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。

家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。

  • 専門領域・関心分野
  • リノベーション/リフォーム
  • インスペクション
  • 耐震診断、温熱計算
  • 中古住宅の価値再生
  • 高性能住宅設計
  • 補助金制度活用・コスト最適化
  • 顧客との対話を重視した設計提案

メッセージ

「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」

橋本 海知(はしもと かいち)

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