家づくりは、何をもって達成したと言えるか

家づくりは、何をもって達成したと言えるか

投稿日:2025年4月11日 / 最終更新日:2025年4月11日

みなさま、こんにちは。

 

住宅を取得する際、家づくりだけを見ていませんか?
人生で最大級のお借入をするにあたり、それだけを考えていては、立てた後に不安が残ります。
もし、対策されていても、今一度専門家と対面で相談されることをお勧めします。

それは何かと言いますと、以前から何度かお話ししておりますが、1つは、ライフプランシミュレーション。そして、もう1つは、保険の見直しです。

なぜ、オススメしたいかといいますと、今の家計を知ること、保険を見直すこと、普段から意識されてやられている方が少ない傾向にあると感じています。

30歳のご夫婦とお子様4歳と2歳のご家族を例にお話しします。ご主人様の単独融資の住宅ローンを組まれる場合、団体信用生命保険(以下、団信とする)に加入することができますので、ご主人様にもしものことがあった場合は、住宅ローンの借入残高分が完済されます。ここまでは、みなさまもなんとなくご想像できるのかなと思います。

では、住宅ローンは、完済できたとして、その後の生活費、教育費、老後費は、どのように捻出するとお考えですか?

逆にもしもが奥様だった場合、住宅ローンの団信は、名義人のご主人様に対しての保険になりますので、今回のケースでは、完済されません。となるとお仕事しながら、お子さんの送り迎えや料理、洗濯などの家事もこなさなければいけません。いくら体丈夫だとしても無理があります。

住宅ローンを組む前の保険で、住宅ローンを組むことを前提とした保険に加入されている方は、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか?

今は、お子さんがお二人かもしれませんが、もしかしたら3人目が産まれるかもしれない可能性やご主人様が就業不能になってしまう可能性など、遺伝的に重い病気になりやすい可能性など、いろんな可能性を想定して、可能性が高いリスクであれば、保険を見直したり、家計を見直したりすることが必要になります。

その見直しをするタイミングとして、住宅取得のタイミングがベストだということです。

家をづくりは、家を建てるだけでは、本来の目的を達成したとはいえないと思います。

想いを込めて作られた家での理想の暮らしを人生が終わるその瞬間、そして次の世代の人生の終わる瞬間までを楽しめて初めて目的が達成されたと言えるのでは、ないでしょうか。

そのためにいかに先手先手でどれだけリスクヘッジができるかが鍵です。

つくば住宅工房では、専門のファイナンシャルプランナーをチームの1社として、ご紹介できますので、新築でもリフォーム、リノベーションでも、中古住宅取得、マンション取得、とにかく住宅取得を検討されておりましたら、ぜひ一度お問合せください。

お客様にあったトータルの住宅計画をご提案させて頂きます。

著者プロフィール 
橋本 海知(はしもと かいち)

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー

国家資格

二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者

技術資格

既存住宅状況調査技術者

福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。

新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。

家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。

  • 専門領域・関心分野
  • リノベーション/リフォーム
  • インスペクション
  • 耐震診断、温熱計算
  • 中古住宅の価値再生
  • 高性能住宅設計
  • 補助金制度活用・コスト最適化
  • 顧客との対話を重視した設計提案

メッセージ

「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」

橋本 海知(はしもと かいち)

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