みなさま、こんにちは。
つくば市で戸建住宅のリノベーションをご提案しております、つくば住宅工房の橋本です。
新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。
そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。
建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。
今回は、私にとって個人的に大きな出来事がありましたので、お話しさせていただきます。
小さな異変が大きな結果を生むこともある
「螻蟻潰堤(ろうぎかいてい)」という言葉があります。
けらやありが掘ったような小さな穴でも、いずれは大きな堤防を崩してしまうという意味で、大きな事故や事件も、ほんの些細な原因から起こることのたとえです。
スタッフの検査とその結果
2週間前、スタッフの胃と腸の内視鏡検査を受けるため、私が病院の予約を取りました。
1カ月ほど前から違和感があると言っていたのですが、「大丈夫」と自分に言い聞かせてしまい、なかなか病院に行こうとはならなかったようです。これは私自身も同じです。
検査当日は、前日から食事制限があり、夜9時以降は水のみ。
当日の朝10時からは、腸内をきれいにするために約3リットルの下剤を飲み続けるという、かなり過酷な準備が必要でした。
午後3時から約20分間の検査が行われ、ポリープが一つ見つかりました。
その結果が本日判明し、幸いにも良性でした。
本当に、何もなくてよかったです。
人との関係と学び
彼とは10年以上の付き合いがあり、年齢は19歳離れています。
しかし、ここまでくると年齢は関係なく、日々多くのことを学ばせてもらっています。
経営の知識、社会経験、お客様との接し方、考え方など、まだまだ教えていただきたいことがたくさんあります。
今回の件を通して、彼が元気なうちにもっと多くのことを吸収したいと、改めて強く思いました。
そして、小さな異変を見逃さず、検査を推し進めた自分の判断を「よくやった」と言ってあげたい気持ちです。
家も同じです
これは、家にも当てはまることだと思います。
体を守る皮膚は外壁や屋根、血液を流す血管は通気、体を支える骨は躯体。
家と人の体には、似ている部分がたくさんあります。
家の小さな異変も、見逃さず気にかけてあげることで、長持ちします。
「なんだかおかしいな」と感じたら、ぜひご相談ください。
つくば住宅工房では、非破壊検査による無料調査を行っております。
調査結果は、私たちにとって今後の業務に活かせる貴重な情報となります。
そして、何もなければ、それが一番の安心です。
ほんの些細なことでも、どうぞお気軽にご相談ください。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」