みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
建築の「普通」って、変わるもの?
最近ふと、「建築における“普通”ってなんだろう?」って考える瞬間がありました。
昔から当たり前とされてきた住まいのスタイルも、時代や国、技術によってどんどん姿を変えていますよね。この記事では、そんな建築の「普通」について、ちょっとだけカジュアルに語ってみようと思います。
「昔の普通」と「今の普通」
たとえば、昔の日本の家といえば木造、畳、障子、そして縁側。これがまさに「普通の家」でした。でも、今ではコンクリート造のマンションや、LDKが一体になったオープンな間取りの家が増えてきています。
つまり、「普通」は時代とともに移り変わるもの。
戦後の団地や、今のスマートハウス、リモートワークに対応した間取りなど、社会のニーズやテクノロジーの発展によって、新しい「普通」が次々に生まれているんです。
世界には、いろんな「普通」がある
「普通」は国によっても大きく違います。
ヨーロッパでは石造りが長く主流で、重厚感のある建物が並ぶ街並みが当たり前。アメリカでは郊外に庭付きの一軒家というイメージが「普通」だったりします。中東地域では、暑さ対策として土壁の家やドーム型の屋根が使われるなど、気候に合わせた建築が「普通」になっています。
その土地の文化や自然条件が、建築の「普通」をつくっているって、おもしろいですよね。
じゃあ、これからの「普通」は?
これからの建築はどう変わるんでしょうか。
環境に配慮したエコ建築や、AIやIoTを取り入れたスマートハウス、家にいながら快適に働ける空間など、どんどん新しい価値観が生まれています。
もしかすると、これからの「普通」は、今とはまったく違ったものになるかもしれませんね。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」