-建築家とつくる”意味のある空間”-

-建築家とつくる”意味のある空間”-

投稿日:2025年6月21日 / 最終更新日:2025年6月21日

みなさま、こんにちは。

つくば住宅工房の橋本です。

新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。

 

-建築家とつくる”意味のある空間”-

家づくりは、誰かが一方的に進めるものではなくて、建築家と住まい手、そして私たちで一緒につくっていくものだと思っています。
「建築家に頼むと高そう」と思われることもありますが、限られた予算のなかでも、丁寧に工夫を重ねれば、暮らしにちょうどいい住まいはちゃんと実現できます。

たとえば、家事が楽になるよう動線を短く整えたり、家の真ん中に小さな中庭をつくって、どこにいても緑を感じられるようにしたり。そんなちょっとした工夫が、毎日の気持ちよさにつながるのだと思います。

朝の光がやさしく差し込むダイニング。
季節のうつろいを感じられる窓辺。
どこか落ち着ける場所がそっと用意されていると、それだけで家の中に安心感が生まれます。

こうした空間は、新築でもリノベーションでも叶えられます。
たとえ古い家でも、その時代の素材や記憶を大切にしながら、今の暮らしに合うかたちに整えていけば、無理なく、気持ちよく過ごせる住まいになるんです。

図面のうえで話すことも大事ですが、それ以上に「どんなふうに暮らしたいか」を聞かせてもらうことが、私たちにとってはとても大切です。
一緒に考えながら、無理のない、ちょうどいい住まいを、少しずつ形にしていけたらうれしいです。

著者プロフィール 
橋本 海知(はしもと かいち)

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー

国家資格

二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者

技術資格

既存住宅状況調査技術者

福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。

新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。

家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。

  • 専門領域・関心分野
  • リノベーション/リフォーム
  • インスペクション
  • 耐震診断、温熱計算
  • 中古住宅の価値再生
  • 高性能住宅設計
  • 補助金制度活用・コスト最適化
  • 顧客との対話を重視した設計提案

メッセージ

「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」

橋本 海知(はしもと かいち)

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