みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。
暮らしやすさを
「見えないところ」から整えるリノベーション

このたび、「性能向上リノベの会」に入会しました。
この会は、YKK AP株式会社が主催する、断熱性・耐震性・省エネ性といった“住まいの見えにくい部分”の性能を高めるリノベーションを推進する専門家ネットワークです。
私たちが日常で感じる“ちょっとした不便や不安”──冬の足元の冷え、夏の寝苦しさ、地震への心配。これらは「古い家だから仕方ない」と見過ごされがちですが、実は住まいの“性能”を見直すことで改善できるケースが多くあります。
私はこれまで、古い建物に宿る時間や記憶に敬意を払いながら、空間を整える仕事に携わってきました。「壊すか残すか」ではなく、「どう活かして、どう受け継いでいくか」。その問いに向き合う中で、断熱や耐震という“現代の安心”を組み込むことは、住まいを未来に引き継ぐための大切な一歩だと感じています。
これからは、この会の理念に共感しながら、「安心して住み続けられる家」を一つでも多く形にしていければと思います。
「好きだから、直して住む」──そんな選択がもっと自然にできる社会に向けて、歩んでいきます。
▶︎性能向上リノベ会を詳しく知りたい方は画像をクリック
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」