住み継ぐ家 T様邸

投稿日:2025年6月6日

現在、進行中のプロジェクトは以下の地域で展開しております。
八千代市、千葉市、阿見町、我孫子市、柏市、佐倉市です。

施工事例の掲載が追いついておらず、ご覧いただいている皆さまにはご不便をおかけしております。申し訳ございません。

本日は、その中のひとつ、八千代市で進行中のプロジェクト現場に行ってまいりました。

八千代市のリノベーションプロジェクト
「三世代が住み継ぐ家」は、いよいよ大詰めを迎えております。

来週からはクロス工事が始まり、完成まであと1カ月となりました。

お引き渡しまで、しっかりと仕上げてまいります。

今後も進捗をご報告いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

木工事

投稿日:2025年5月14日

大工さんの工事が3分の2まで完了しました。

こちらはキッチンからのリビングの景色です。

個人的にクロスが張られる前の石膏ボードの状態がとても好きです。

壁や天井の角がシャキッとして見えるからか、洗練された印象が好みなのかもしれません。

こちらは、先ほどの写真に写っていた正面の壁の裏側にあるお父様の個室です。

画面左側は、元々幅が2,600㎜の3枚引違いの腰窓+雨戸がありましたが、お父様のご要望から最終的に窓を小さくして、雨戸を撤去しました。

木製の雨戸本体と雨戸のレール、窓枠がありましたが、経年劣化により、かなり痛んでいたことを心配されておりました。

すべて、新しく、今度は、木製ではなく、アルミサッシに変えられないか、というご要望でした。

そのご要望に単にお答えするのでは、私たちの存在意味がありません。

お父様の個室は、道路に面しており、防犯性やプライバシー性が低く、また、東面ということもあり、直射日光の影響が大きく、夏の暑さを考慮した結果、窓面積を減らしては、いかがでしょうか?というご提案をさせていただきました。

南側に掃き出し窓もあったため、日の入りも全く問題ありません。

壁の面積が増えたことで、家具や壁に飾るといったレイアウトもしやすくなりました。

お父様の個室以外に2階の東西にあるお嬢様それぞれの個室の窓も無くして、遮熱、断熱効果のアップを図りました。

写真右側の壁がくりぬかれているいる部分に元々窓がありましたが、綺麗に外し、壁を作っている途中です。

少しづつ完成に近づいている今回のリノベーション、完成が楽しみですね。

住宅建築において、大部分を占める大工工事ですが、新築と大きく違う点として、リノベーションでは、解体工事も大工さんが行う場合があります。

解体というよりかは、分解するという言葉の方が近しいかもしれません。

今あるものを組み立てた順番に分解し、新しい価値を付けて、再構築する。

これぞ、リノベーションでは、ないでしょうか。

綺麗に分解するには、仕組みを熟知していなければいけません。

分解してはいけないところを分解してしまうことが、リノベーションでは、注意しなければいけないことであり、あってはならないことです。

熟練した大工さんによる分解作業があって、はじめて品質の高いリノベーションにつながります。

このブログをお読みくださり、お問い合わせするか悩まれている方に安心いただけるよう、工事進捗のブログを通して、私たちの家づくりへの想いをお伝え出来たら幸いです。

投稿日:2025年4月19日

本日は、「三世代が住み継ぐ家」の現場から熱伝導率について、お話したいと思います。

今回のリノベーションでは、1階の和室(押入れと仏間)8畳を個室とFCLにする計画になっております。

元々の和室には、1.8m幅の掃き出し窓と2.7mの4枚引違窓がついておりましたが、4枚引違窓を幅70cmの小さい2枚引違窓に交換する計画といたしました。

理由は、簡単です。

壁と窓では、断熱性能に大きな差があるからに他なりません。

まずは、材料ごとの熱還流率を見ていきましょう。

熱還流率とは、熱貫流率(U値)とは、壁や窓などの建材を介して熱がどれだけ移動しやすいかを示す数値です。数値が小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高いことを意味します。W/m²・Kの単位で表します。」

出所:断熱建材協議会 https://dankenkyou.com/buibetsuhyou.html

上の一覧表は、窓ガラスの熱還流率が書かれており、今回、使用する窓の熱還流率に赤枠をつけております。

熱還流率は、「2.91W/m²・K」なのに対し、グラスウールの熱還流率は、「0.43W/㎡・K」と8倍以上の差があります。

熱還流率は、数値が小さければ小さいほど、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いことを表しますので、圧倒的にグラスウールの方が断熱性能が高いということになります。

今回は、金属製サッシの数値と比較しましたが、樹脂サッシの3枚ガラスと比較しても、グラスウールの方が断熱性が高いことがお分かりいただけるかと思います。

また、個室が道路に面していることもあり、もともとの大きな窓では、防犯性が低い状態であったため、窓を小さくしたことで、防犯性も高くなりました。

コストや間取りによって、一概に絶対いいとは、言えませんが、本当に断熱性能を上げるのであれば、無駄な窓を無くして、断熱材の壁にしてしまうことが、一番理にかなっていると思います。

今回のお家は、東西に日射を遮る建物等がないため、朝と夕方に強い日差しが室内を射す環境にありましたので、東西の無駄に大きな窓を無くす、窓を小さくすることで、主に夏の暑さを軽減する計画としております。

工事の範囲や施工する断熱材の性能にもよりますが、つくば住宅工房も先日、登録いたしました住宅省エネ2025キャンペーンの補助金対象になりますので、間取りのリノベーションをご検討されている方は、性能向上リノベーションも一緒にご検討してみてはいかがでしょうか。

まだ、春になったばかりというのに、つくば市内では、午後2時で32度を観測しておりました。

一体、夏は何度になるのだろうか。

解体工事完了

投稿日:2025年4月9日

プロジェクト進行中の「三世代が住み継ぐ家」の解体工事がおおよそ完了いたしました。

解体してみて驚きの状況が起こっていたので、中古住宅を取得する上でのポイントとともにお話したいと思います。

今回、リノベーションを行っているお家は、お父様が中古戸建を取得されたお家とお聞きしました。

建物の調査やお打ち合わせで何度もお邪魔しており、建物を見る限り、何度かリフォームされたんだろうと思っていたので、お父様にお聞きしたのですが、増築とキッチン交換くらいだとのことでした。

床のリフォームとかは、やられていないとのことで、なんとなく違和感がありましたが、解体してみて、それがわかりました。

お父様が取得される以前にリフォームを実施したのだと思います。

そして、そのリフォームがなかなかな状態になっておりました。

建築基準法施行令43条第4項には、「柱の欠き取り」に関する規定があり、柱の所要断面積の1/3を欠き取る場合は、その部分を補強しなければならないことになっています。

2本、主要構造部となる柱が1/2が天井から床までの部分がない状態でした。

また、その柱に対して、筋交いもあり、耐力壁としても重要な柱でしたが、これでは、本来の耐震性能を発揮しておりません。

間取りを見る限り、もともと柱の厚み(105㎜)がある壁でしたが、引込戸がついており、引込戸を設置するために柱を半分にしたのではないかと思われます。

いまでこそ、2018年4月1日の宅地建物取引業法の改正によって、不動産仲介会社に対するインスペクション説明が義務化されましたので、中古物件を取得する際に建物状況調査をして、劣化状況を確認したうえで、取得することができるようになっていますが、当時は、そのような義務化は、ありませんでしたので、不動産仲介会社からの説明もしくは、買主の目視確認でしか判断ができませんでした。

建築業を営んでいる私たちでも目視確認だけでは、そこまで把握するのは、なかなか難しいです。

今回、幸いにも発見できましたので、一部補強工事を行いたいと思います。

中古住宅を取得する上で難しいこととして、壁の中や床下、小屋裏等の目視確認が難しいということです。

実際に調査する際は、専用の調査機材や構造への知識がなければ、判断は難しいです。

そこで、前述いたしましたように今は、不動産仲介会社に対するインスペクション説明が義務化されましたので、中古住宅を取得を検討されている場合は、必ずインスペクションをしてもらいましょう。

弊社では、所有建物のインスペクションは、もちろんのこと、ご購入予定の建物のインスペクションも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

着工

投稿日:2025年4月2日

みなさま、こんにちは。

八千代市のリノベーションが着工いたしました。

施工事例でも工事の進捗をお伝えできればと思います。

リノベーションの最初の工事は、解体工事です。

解体工事と言って、みなさまが思い描くのは、重機でガシャーンと壊している映像かと思いますが、リフォーム・リノベーション場合は、違います。

基本的には、手壊し解体と言って、読んで字のごとく「手でひとつひとつ」解体をしていきます。

かなりの時間と労力を必要とする工事となります。

また、リフォーム・リノベーションの場合、既存の柱や床材、他にも再利用する部分がございますので、慎重な作業が求められます。

特に躯体部分に関しては、経験と知識が不可欠です。

解体工事の経験だけでは、リフォーム・リノベーションでの解体工事は、務まりません。

状況によっては、住みながらの工事ということもございますので、お客様のご協力あってこその工事でもあります。

また、重機で壊すのと比較すると、すべてが手作業になるため時間と労力が2~3倍を要します。

そのため、費用もかかります。

これが新築とリフォーム・リノベーションでの解体工事の違いです。

それとこの解体工事がお客様にとっても、私たちリフォーム・リノベーション会社にとっても、ドキドキの瞬間です。

想定以上の状態になっていないかがここで分かります。

つくば住宅工房では、お客様とお会いして、まず最初に実施させていただくのが「建物の詳細調査」(住まいの健診)になります。

この詳細調査にて、現状の建物の健康状態を確認し、リフォーム・リノベーションを計画する上で、必須となる工事は何かを事前に把握いたします。

工事が始まってから追加工事ができる限り発生しないように、この調査にて建物の健康状態を徹底的に把握するのですが、基本的には、非破壊検査になるため、確認できない箇所もございます。

あらゆる調査機器を駆使し、壁内の状況を透視し、屋根、外壁、床下はそれぞれの専門家が目視確認します。

どうやっても調査で確認できなかった部分の状態がどうなっているかがわかるこの解体工事の瞬間は、ドキドキです。

そして、私たちにとっては、リフォーム・リノベーションの醍醐味とも言えます。

想定と違う状態だった場合、どういった方法で回避するかを現場で職人さんと念入りにすり合わせを行い、お客様へ修正案をご提案いたします。

経験と知識、そして思い切りがリフォーム・リノベーションでは、とても重要な要素となってまります。

リフォーム・リノベーション会社を選ぶ際に、解体してみたら想定外だった場合の流れや追加工事が発生しない工夫を取り入れているかなど、必ずお聞きすることを強くお勧めいたします。