住み継ぐ家

住み継ぐ家

投稿日:2025年12月6日 / 最終更新日:2025年12月18日
住み継ぐ家施工事例

DATA

工事部位
室内と外壁、窓のリノベーション
建物
木造 在来軸組み工法
地域
千葉県八千代市
工事期間
3カ月

お客様からのお問い合わせ

お父様から贈与いただいた家を3世代(ご両親+お客様ご夫婦+お子様2人)が暮らす家にリノベーションしたい。他にも相談しているが、しっくりこない。

お客様のお困りごとを詳しく聞いてみると

叶えたいことが本当に予算内に収まるのか、不安を抱えておられました。
ご両親のご希望も、お子様のご希望も、そしてご自身の想いも、それぞれしっかり叶えてあげたい——
その想いが強く伝わってきました。

プロの視点

つくば住宅工房では、ヒアリングを徹底的に行います。
1人につき約1時間。6人いらっしゃれば、6時間しっかりお話を伺います。

まずは「叶う・叶わない」を一旦置いておきましょう。
私たちがいつもお伝えしているのは、
お客様の役割のひとつは、遠慮せず要望をすべて出し切ることです。

もし要望を“パズルのピース”に例えるのであれば、
そのピースを「決められた枠の中」に
できる限り綺麗に収め、カタチにすること——
それが、私たちの役割です。

プロからの提案

三世代がそれぞれ快適に暮らせる住まいにしたい——
そんなご要望を頂きましたので、
1階を親世帯、2階を子世帯の空間としてご提案しました。

1階には、ご両親それぞれの寝室と、家族が自然と集まれるLDKを配置しました。
2階には、娘さんお二人の個室、ご夫婦の寝室、そしてセカンドリビングを設け、
世帯ごとの暮らし方を尊重した空間としています。

また、雨戸がついていた窓はすべて交換し、
将来のメンテナンス性や耐久性にも配慮しました。
さらに、東西にあった窓は塞ぎ壁にすることで、
夏の強い日差しをしっかりと遮るようにしています。

家族が近くで暮らしながら、それぞれの時間も大切にできる。
そんな住まいを目指して設計を行いました。

お客様の感想

最初は「本当に予算内で叶えられるのかな…」と不安でしたが、 ヒアリングで私たち家族の思いを徹底的に聞いていただき、 “全部出していいんだ”と思えた瞬間から気持ちが楽になりました。 1階と2階で世帯を分けて暮らせる提案をいただいたことで、 親世帯と子世帯が程よい距離感で過ごせるのがとても魅力的でした。 セカンドリビングの提案は本当にうれしく、 「こういう暮らしがしたかった!」と思いました。 窓や日差しへの配慮など、 私たちでは気づけない点まで考えてくださり、 安心してお願いできました。 本当にありがとうございました。