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中古×リノベで描く、つくばでの新しい暮らし

2025.06.20NEW

みなさま、こんにちは。

つくば住宅工房の橋本です。

 

新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。
建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。


― 総額はいくら?価値ある住まいにかけるお金と想い ―

「ただ住むための家ではなく、“どう生きるか”を問う場所が欲しい」
そんな思いから、中古戸建のフルリノベーションを選ぶ人が増えています。とくに、自然と都市が調和するつくば市では、“時間”を継承しながら“これから”を創るという住まいの在り方が、一つの選択肢となりはじめています。では、その夢の住まいづくりにかかる総額は、どれほどなのでしょうか?

1. 中古戸建の購入費用:1,200万〜2,000万円が現実的なライン

つくば市内では、築20〜30年・延床30〜40坪の木造戸建が1,200万〜2,500万円前後で流通しています。
駅徒歩圏や学園の森エリアでは高めの価格帯、反対に郊外や築30年以上の物件では1,000万円以下の掘り出し物も。条件は様々ですが、“リノベ前提”なら古さはむしろ魅力です。

2. フルリノベ費用:1,500万〜2,700万円がボリュームゾーン

スケルトンリノベーションを前提に、耐震補強・断熱改修・水回り刷新・間取り変更・内装仕上げまで含めると、費用の中心は2,000万円前後。
もちろん、無垢材や漆喰、造作家具など“素材へのこだわり”を反映させれば、空間に宿る価値はさらに深まります。

3. 登記・保険・仲介手数料などの諸費用:約200〜300万円

忘れがちですが、登記費用・仲介手数料・住宅ローン手数料・保険料・印紙税・不動産取得税などを含めた“諸費用”も予算に組み込む必要があります。一般的には物件価格の6〜10%程度が目安。
仮に1,200万円の中古購入であれば、約250万円前後が想定されます。

4. 総額シミュレーション:3,400万〜4,500万円で住まいの再構築を

具体的には――

• 中古戸建を1,200万円で購入
• フルリノベに2,000万円を投じ
• 諸費用が約250万円と仮定すると、

総額:約3,450万円

これは新築並、あるいはそれ以下の予算で、「自分らしい住まい」が手に入るということ。しかも構成・素材・余白にいたるまで自分で選び取れるのは、新築にはない大きな魅力です。

5. お金以上に大切な、“空間の詩性”

フルリノベとは、単なるリフォームや修繕ではなく、時間を読み替え、空間を再編集する作業です。
たとえば「中庭のある回遊動線」や「土間に続く書斎」、あるいは「光のグラデーションが移ろう壁面」など、“暮らしに詩を宿すような構成”が実現できるのも魅力。

海知さんのように素材の意味や文化の背景に敏感な方にとっては、こうした空間づくりこそが住まいの“本質”かもしれません。

6. 建築家とのリノベーションで、さらなる価値を

空間にどんな“文脈”を与えるか。
それを真摯に考えるなら、建築家との協働という選択肢は極めて有意義です。既存の構造を読み解き、自然とのつながりや、身体の動きを設計に織り込むことで、住まいは単なる器ではなく“思考と暮らしが交差する場”になります。

「余白をどう残すか」――ある建築家の言葉です。

リノベーションとは、まさに“必要な無駄”を生かす術。費用の多寡以上に、得られる意味があるとすれば、それは自分の価値観と調和する空間が立ち上がることなのかもしれません。

数値では測れない“暮らしのかたち”へ

つくばでのフルリノベーションは、予算3,000万台〜4,000万台で“文化・素材・光・構成”にこだわれる貴重な選択肢。
費用をかけること自体が目的ではなく、どんな暮らし方を手に入れたいかを明確にすることで、空間づくりはぐっと意義深いものになります。

その最初の問いを、私たちつくば住宅工房と一緒に見つけていきませんか。

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