みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
当社では、これまでリノベーションについてのブログを中心に発信してきましたが、実は新築住宅のご提案も行っています。
「リノベーションを勧めているのに、新築もやっているの?」
そう疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、私たちの考え方の根底には、リノベーションも新築も共通した想いがあります。
少し話題を変えて、木材のお話をさせてください。
2023年に行われた「木造軸組工法住宅における国産材利用の実態調査」によると、
国産材の使用率は57%、輸入材は46.9%という結果でした。
年々、国産材の利用は増えているものの、いまだ約半分は輸入材に頼っているのが現状です。
一方で、日本の森林資源を世界と比較すると、また違った姿が見えてきます。
日本は、人工林の蓄積量が非常に多く、OECD加盟国の中では第2位。
世界有数の森林国であり、人工林の蓄積量は現在**約54億㎥**に達しています。
そのうち、半数以上が樹齢50年を超え、すでに利用期を迎えているとされています。
にもかかわらず、日本は自国の森林に対する伐採量が非常に少なく、
特に人工林の活用が進んでいないのが現状です。


森林は、一度伐採しても、植林し、適切に管理することで、
次の世代へ引き継ぐことができる持続可能な資源です。
今この資源を活かさなければ、
木々は高齢化し、木材としての価値が下がるだけでなく、
将来の世代に健全な森林を残すことも難しくなってしまいます。
また、若い木は成長が盛んなため、
高齢の木よりも多くの二酸化炭素(CO₂)を吸収します。
つまり、森林の世代交代を促すことは、地球温暖化防止にもつながるのです。

「今あるものを生かす」。
この考え方は、リノベーションだけでなく、
国産材を活用した新築住宅にも通じるものだと、私たちは考えています。
国産材を積極的に使うことは、
森林を守ることにつながり、
結果として林業の活性化や地域経済の循環にもつながっていきます。


こうした考え方に共感し、
つくば住宅工房は昨年10月に、住宅ブランド 「SOWOOD」 に参画しました。
SOWOODは、家づくりを原点から見直した、新しい住まいのかたちです。
・地産地建による地域林業の活性化
・国産材の需要創出
・持続可能な森林循環の促進
通常の木造住宅の約2〜3倍の木材を使用した「木々造(もくもくぞう)」の住まい。
伝統的な板倉工法に、無駄を省いたシンプルなデザイン、
さらに高性能で自然を生かしたパッシブデザインを取り入れています。
まさに、今だからこそ必要な家づくりだと感じています。
家は、数字や言葉だけでは伝わらないものがあります。
まずは、実際に体感していただくことが何より大切だと思っています。
モデルハウスのご見学も可能ですので、
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」