住宅会社に相談する前に、ある程度の答えを出しておかなければいけない。そう考えている方は多いと思います。
家族構成や大まかな予算、希望のエリアは、整理しておくと話しやすいです。けれど、間取りや設備、新築かリノベーションかまで、最初から決めておく必要はありません。むしろ、決めすぎないほうがいいこともあります。
たとえば「4LDKの家が欲しい」。なぜ4LDKなのか、一度考えてみてほしいのです。子どもにそれぞれ個室が必要だからかもしれません。仕事部屋が欲しいのかもしれません。なんとなく「家族4人なら4LDK」というイメージを持っているだけかもしれません。4LDKを動かせない条件にしてしまうと、その奥にある本当の希望を見落とすことがあります。
決めなくていい代わりに、見ておいてほしいものがあります。今の暮らしです。朝、家族がどこで渋滞しているのか。帰宅したとき、バッグや上着をどこに置いているのか。ほとんど使っていない場所はどこか。それから、今の家の好きなところも。
「そもそも、どこから考えればいいのか分からない」。その状態で相談していいのです。
家の答えを持って、相談に来なくてもいい。答えを探すところから、一緒に始めましょう。