「新築より安くできるのでは」。そう考えて中古住宅を探しはじめる方は多いと思います。
ただ、購入価格だけで決めると、あとから見えてくるものがあります。断熱性能を上げる必要があるかもしれない。耐震改修が必要かもしれない。屋根や外壁、配管にも手を入れることになるかもしれない。中古だから安い、とは限りません。リノベーションの内容によっては、新築と大きく変わらない金額になることもあります。
それでもその家を選ぶ意味があるとしたら、価格以外のところにあるはずです。
この場所が好きだから。庭を残したいから。この家の雰囲気が好きだから。理由はそれぞれでいいと思います。中古住宅には、新築にはないものがすでにあります。庭があれば庭がある。木があれば、その木がある。窓から見える景色もある。あとから新しくつくろうとしても、同じものにはなりません。
物件を見たときに、一つ考えてみてください。なぜ、この家がいいと思ったのか。価格以外に、その理由があるかどうか。
そして、買ってからリノベーションを考えるのではなく、買う前に、その家がどう変えられるのかまで見ておく。「いくらで買えるか」ではなく、「いくらかければ、この家で長く暮らせるのか」です。
気になる家が見つかったら、買う前に声をかけてください。