佐倉市新築〜土地契約〜

佐倉市新築〜土地契約〜

投稿日:2025年4月20日 / 最終更新日:2025年4月20日

みなさま、こんにちは。

 

本日は、佐倉市の新築住宅の土地契約に同席させて頂きました。

土地契約と書かせて頂きましたが、実際は、重要事項説明のあとに不動産売買契約になります。

今回は、売主さん、買主さんの不動産仲介会社さんが同じでしたので、参加者は、売主さん、買主さん、不動産仲介会社さんになります。

多くの場合、この日、初めて売主さんと買主さんが顔合わせをすることになりますね。

事前にどこに住んでいる、誰なのかを知りたい場合は、当該地の地名地番が分かれば、法務局にて、当該地の登記簿謄本を取得できて、そこに記載されています。現所有者が個人なのか企業なのか、遠いところに住んでいる人なのか、何歳くらいの方なのかが、予測できます。

とはいえ、売主さん側は、不動産仲介会社さんとお付き合いが長いことが多くありますので、買主さんは、アウェーな状況ということも少なくありません。

ただし、アウェーだからだと言って、契約の内容も不利になっているというわけではありません。

どちらか一方に対して、有利な契約にならないよう、宅地建物取引士という国家資格を保有した不動産仲介人が存在しているわけです。

今回は、アウェーな状況が不安というお客様のご意向がございましたので、同席させて頂くこととなりました。

当日の持ち物は、だいたい下記の物になります。

・本人確認書類(運転免許証等)

・印鑑(お認印)

・印紙代

・手付金

買主さんがご夫婦等の連名での家づくりの場合、それぞれ上2つは、ご用意が必要になります。

手付金は、物件価格の1割までが上限で、それ以上の場合、供託が必要になります。

ちなみに売主さんが宅地建物取引業者の場合は、上限が定められております。

さて、ここまで不動産売買契約に至るまでをお話ししてまいりましたが、不動産売買契約において、私が1番重要視しているのは、重要事項説明です。

字の通り、不動産取引に対して、重要な事柄について、売主さんと買主さんに対して、説明するものになります。

すごく分かりにくく書かれていることと、説明文を読み上げるのに1時間は、かかりますので、個人差は、当然あるかと思いますが、すごく眠くなります。ですが、全ての内容が重要な内容になっておりますので、最後まで聞いて。不明点があれば、必ず質問するようにしてください。

もしも、契約内容に納得がいかない場合は、契約を取り止めてもなんら問題はありません。

買主さんによる、買主さんのための契約ですので、買主さんの責任で、判子を押しましょう。

とは言っても、不安ですよね。

つくば住宅工房では、事前に土地の下見やある程度の調査のお手伝いをしております。

お気軽にお問い合わせください。

著者プロフィール 
橋本 海知(はしもと かいち)

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー

国家資格

二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者

技術資格

既存住宅状況調査技術者

福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。

新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。

家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。

  • 専門領域・関心分野
  • リノベーション/リフォーム
  • インスペクション
  • 耐震診断、温熱計算
  • 中古住宅の価値再生
  • 高性能住宅設計
  • 補助金制度活用・コスト最適化
  • 顧客との対話を重視した設計提案

メッセージ

「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」

橋本 海知(はしもと かいち)

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