みなさま、こんにちは。
つくば住宅工房の橋本です。
本日、施工事例を追加いたしました。
築39年の木造住宅リノベーションプロジェクトになります。
お施主様のお仕事柄、今まで転勤が多く、定住することがとても難しい状況だったため、自宅を構えることも今まで出来ずにおられましたが、数年前から生まれ育った千葉県に戻られて、お仕事による転勤もなくなり、そろそろ自分たちの居を構えようかとご夫婦でお話をされていたそうです。
亡くなられたお父様が39年前に建てられた家をご相続され、建て替えかリノベーションかを悩まれており、I様にとってどちらが満足のいく住まいづくりができるのかを私たちと検討を重ね、やはり、お父様が残された家を生かして、自分たちの暮らしを実現したいという強い想いから、リノベーションに踏み切られました。
築39年建坪は、50坪の木造住宅になります。

このお家でもインスペクションを実施いたしましたので、次回、調査内容をお話したいと思います。
大手ハウスメーカーの建物ということもあり、しっかりとした施工がされています。
また、廊下や階段の通路幅が標準的な幅より20センチほど広く設計されており、建坪以上の広がりを感じました。
そして、今回の家づくりの重要な要素となるお庭には、桜やもみじ、他にも多くの植栽が生い茂っており、家の中からどのように外の空間を覗こうか、お父様がこの場所に家を建てられてからずっとそこに在る木々たちをどう生かそうか、そこが大きなテーマとなります。

もう一つのテーマは、以前、ブログにてお話させていただきました「和洋折衷」です。
和洋折衷な暮らしを、お父様から引き継がれたこの家にどう吹き込むか、I様と検討に検討を重ねております。
工事の進捗について、施工事例やブログでもお届けしていきますので、お楽しみに。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」