リフォーム資金の考え方

リフォーム資金の考え方

投稿日:2025年5月25日 / 最終更新日:2025年5月25日

みなさま、こんにちは。

つくば住宅工房の橋本です。

 

最近、柏市や牛久市、我孫子市と広範囲にインスペクションご依頼いただき実施しておりますが、メンテナスされている方の割合が低いと感じます。メンテナスをされている方の比率は、およそ10%です。

なぜ、メンテナスされていない方が多いのか、あくまで推測ですが、メンテナンスしなければいけないという認識がないというよりかは、メンテナンスしなければいけないことは分かっているが、出費が大きくてなかなか手が出せないという理由の方が多いのではないでしょうか。

家に限らず、車もそうですが、イニシャルコストだけで出費が終わりではなく、ランニングコストが発生します。

車は毎日使う必需品ですので、故障により動かなくなってしまうのは支障が出てしまいますし、交通事故の原因にもなりかねません。とはいえ、安全に走れる状態であれば問題ないわけです。

では、家はどうでしょうか。

極端な話、暑い寒いはあったとしても雨風が凌げて建物が倒壊しなければ家としての最低限の役割は果たせていることなるので、外壁塗装が剥げてきたくらいでは、出費をかけてまでメンテナスする必要性を感じられないのではないでしょうか。

そんなことはなく、必要性は感じているものの資金がない、もしくはリフォームローンを組むのが怖いという理由であれば、その考えをそのままにしておくのは非常にもったいないと思います。

想定内の費用で収まるメンテナンスも深刻になれば、倍では済まないこともございます。

今ある資金を使うのは老後が心配、ローンを組んで生活は大丈夫なのだろうか、というご不安をお持ちであればファイナンシャルプランニングをされることをおすすめ致します。

つくば住宅工房のネットワークには、ファイナンシャルプランを専門としている仲間がおります。

つくば住宅工房を知っていただく機会を少しでも増やしていきたい思いからファイナンシャルプランに費用をいただいておりません。

現時点での家計状態を知る…把握している収支をグラフにすると貯金ができている結果になるのに、実際は貯金ができていないケースがございます。把握しきれていない支出を見つけ出すことが安定した家計の第一歩です。

ライフイベントコスト(旅行やお子様の結婚式、車の購入、リフォーム、老後資金など)を計画する…将来かかるであろう支出を前もって計画することで、突然の出費にも安心です。そして、計画的に家のメンテナンスを行うことができるようになります。

家は取得して終わりではありません。人の体と同じで、一生涯安心して暮らすためにメンテナスは必要です。メンテナンスをかけた分、資産価値も向上します。

少しでも、ほんの少しでも、家のメンテナンスをお考え中だけど、踏み込めないという方、つくば住宅工房へお問い合わせください。お役立てできることが必ずあります。

著者プロフィール 
橋本 海知(はしもと かいち)

つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー

国家資格

二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者

技術資格

既存住宅状況調査技術者

福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。

新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。

家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。

  • 専門領域・関心分野
  • リノベーション/リフォーム
  • インスペクション
  • 耐震診断、温熱計算
  • 中古住宅の価値再生
  • 高性能住宅設計
  • 補助金制度活用・コスト最適化
  • 顧客との対話を重視した設計提案

メッセージ

「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」

橋本 海知(はしもと かいち)

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