壁紙の色や床材を選んでいるときは楽しいのに、打ち合わせが終わるとぐったりしている。家づくりではよくあることです。

私たちはこれを「仕様決め」と呼んでいます。床や壁からスイッチ、コンセントまで、細かく数えると決めることは100項目以上になります。そこに予算も絡んできますから、判断の連続でかなり疲れると思います。

そこで、お客様にいつもお伝えしていることがあります。ひとまず予算を度外視して、要望を出し切ってください。

お客様が自ら悩んで、自ら判断してしまうのを防ぎたいからです。叶えたいのがその物ではなく、その物が持つ要素だとしたら、別の方法で予算を抑えて叶えられるかもしれません。

もちろん叶わないこともあります。それでも聞きたいのです。なぜ、それを叶えたかったのか。その要望が暮らしにどんなプラスをもたらすのか。一つひとつ一緒に判断を重ねていくと、本当に予算をかけるべきものが見えてきます。

予算をオーバーしそうなときや、叶えたい暮らしから逸れそうなときは、こちらからアラートを鳴らします。

これは無理かな、と思うことでも、まずは口に出してみてください。