同じ建物でも、どこまで工事するかで金額は大きく変わります。「リノベーションなら費用が抑えられると思っていたのに」とならないために、金額差が出やすいところを先にお伝えします。
まず、玄関や窓の大きさや位置を変える工事です。たとえば腰窓を高い位置の窓に変える場合、窓の工事に加えて、外壁と室内の壁の工事、それに解体も必要になります。2階なら足場も組みます。窓ひとつ動かすために、それ以外の工事がついてくるわけです。
次に、キッチンやお風呂などの位置を変える工事。本体の費用のほかに、給水管や排水管も動かさなければいけません。場所によっては、屋外に埋まっている排水管までつなぐために延長が必要になることもあります。
そして、スイッチやコンセントの移動や追加です。築年数によっては配線の規格が古くて再利用できません。途中から延長するのはリスクになるので、分電盤から配線を引き直します。そのための解体費用がかかります。
では、窓も設備も配線も、位置をあまり変えずにリノベーションができるとしたらどうでしょう。そこを考えるのが、私たちが「建築家」と呼んでいる存在です。
ご自宅の場合はどうなるか、気になる方は聞いてください。