家を買うとき、中古住宅を一度でも候補に入れましたか。
令和5年に国土交通省が報告した「住宅市場動向調査」によると、注文住宅や分譲住宅を取得した世帯が中古住宅を選ばなかった理由として最も多かったのは、「新築の方が気持ちいいから」でした。
この結果を見て私が感じたことがあります。耐震性や断熱性への不安、隠れた不具合のリスク。そういう具体的な心配が理由ではなかったのです。そもそも中古住宅という選択肢が、検討の土俵にすら上がっていない。それが現実なのだと思いました。
「気持ちがいいから」という言葉の裏には、数字で表せる性能よりも、もっと感覚的なものがあるのだと思います。他人が使っていたものに触れることへの抵抗感。新しい暮らしには新しい家がふさわしい、という価値観。
この気持ちの部分に、どう向き合うか。私たちは、リノベーションにその答えがあると考えています。
リノベーションは、古いものを単に新しくすることではありません。性能を高めて暮らしを変えながら、古き良きものを大切にする心を次へつないでいくことだと捉えています。
中古も少し気になる、という段階でかまいません。話を聞かせてください。