リノベーションは新築より費用を抑えられる。そう思って始めたのに、工事が進んでから想定外の出費が出てくることがあります。

長く使われてきた家には、見えにくい問題が隠れていることがあるからです。柱や壁の傷み、断熱の弱さ。昔ながらの木造住宅では、見た目では分からない修繕が必要になる場合もあります。

出費が増えやすいのは、基礎や屋根の補強、水道や電気の入れ替えです。シロアリの被害が見つかれば、その対応も必要になります。今の建築基準に合わせるために、耐震補強が追加になることもあります。

手続きにも注意が要ります。工事の内容によっては建築確認申請(役所などに計画を確認してもらう手続き)が必要です。空き家を使う場合は、親族の間の話し合いに時間がかかることもあります。

だから、最初に現地調査をきちんと行うことをおすすめします。建物や土地の状態が分かれば、不安を減らせます。自治体によっては補助制度もありますが、条件や申請の時期があるので、事前の確認をおすすめします。

「この家、直せるのかな」という段階でかまいません。まずは家の様子を聞かせてください。