みなさま、こんにちは。
つくば市で戸建住宅のリノベーションをご提案しておりますつくば住宅工房の橋本です。
新しく建てるのではなく、今ある家を、これからの暮らしに合わせて整えていく。
そんなリフォーム・リノベーションの道も、いいもんです。
建築家と一緒に、わたしたちができることを考えながら、このブログに日々のことを綴っています。
家づくりの打合せは、未来の暮らしを思い描きながら進める、最もワクワクする瞬間であると同時に、現実的なご予算との真剣勝負でもあります。理想の空間には“やりたいこと”が溢れていても、限られた予算の中でどう優先順位をつけたらいいのか分からず、不安を抱える方も多くいらっしゃいます。
つくば住宅工房では、まず最初にすべてのご要望を出し切っていただくことをお願いしています。なぜなら、その過程こそが理想の暮らしに近づく第一歩だからです。「これは叶いそう」「これは予算的に難しい」と、納得しながら進むことにこそ意味があると、私たちは考えています。
私たちは、お客様の声にただ応えるだけの設計者ではありません。「なぜその要望が必要なのか」「それじゃないといけないのか」を徹底的に伺うこと、それが人として関わる私たちのスタイルです。ときには少し厳しく感じるかもしれませんが、本質に迫る対話こそが、心から納得できる住まいを生み出す鍵だと信じています。
そして、要望を叶える方法は一つではありません。違った角度からアプローチすれば、同じ満足を得られながらコストを抑えることも可能です。そのためには、まず“理想”を私たちにお聞かせいただくことが大切です。初めから「どうせ無理」とあきらめずに、私たちにぶつけてみてください。
限られたご予算を最大限に活用しながらも、「自分らしい暮らし」を実現するために——私たちはその道案内役として、共に考え、提案し、形にしていく存在でありたいと願っています。
つくば住宅工房株式会社 代表 / 住宅プロデューサー
二級建築士、石綿作業主任者、石綿含有調査者
既存住宅状況調査技術者
福島県出身。幼少期から家づくりに関心を抱き、「劇的ビフォーアフター」などの番組に背中を押されて建築への道を志す。高校では建築科に進学し、設計製図や構造の基礎を学びながら、「建築家としての感性」を育んできた。
新卒時には現場監督として住宅建築に携わり、職人との協働を通じて現場力・統率力を身につける。その後ログハウスメーカーで構造、施工、設計、営業と多岐にわたる経験を積む。営業時代には「お客様との対話」によって、商品や仕様のこだわりが伝わることの大切さを痛感。やがて起業を決意し、つくば住宅工房を設立。
家づくりにおいて何よりも重視するのは、「言葉にならない想い」をすくい取り、家という形に昇華させること。リフォーム・リノベーション・新築を問わず、常に「住み続けるほど好きになる家づくり」をミッションに掲げ、クオリティと誠実性を第一に提案を行っている。
「家は人生をゆたかに包み込む舞台である」という信念を胸に、家そのものを育て、住む人の想いを反映する住まいを共につくっていきたいと願っています。ブログでは、住宅の技術的知識から心の動きを捉える対話まで、幅広くお伝えしていきます。」