2025.03.24
みなさま、こんにちは。
本日、八千代市のお客様宅ブロック門柱を解体してきましたことについて、お話したいと思います。
ブロック門柱ってどんなのかイメージつきますでしょうか?
今回はお家の間口を広げるために門柱とそのほかゲートを解体いたしました。
上の写真の中央にあるのが門柱です。
かなりしっかり作られていて、解体するのに苦労しましたが、なんとか完了しました。
苦労した要因は、門柱の下から上まで入っていた軟鉄線です。
軟鉄ながらもしっかりコンクリートとブロックを連結させる役割を果たしていました。
この鉄線があるかないかで、倒壊のしやすさが大きく変わります。
昨年の6月にもブロック塀が倒壊した事故が発生していることをご存じでしょうか。
大阪府高槻市にある小学校のブロック塀が倒壊し、下敷きになった小学4年生の女児1人が犠牲となりました。
こちらのブロック塀に鉄筋(もしくは鉄線)が入っていたかどうかまでは調べられませんでしたが、鉄筋が入っていないブロック塀は非常に危険です。
国土交通省からブロック塀の点検チェックリストが掲載されております。
みなさまのご自宅にあるブロック塀の点検を一度お勧めいたします。
出典:国土交通省ウェブサイトhttps://www.mlit.go.jp/common/001251611.pdf
つくば市、土浦市、つくばみらい市、守谷市、取手市、柏市、我孫子市、印西市、八千代市、船橋市は、解体補助金等もございますので、弊社にお問い合わせいただけましたらお調べいたします。
今回、解体した門柱は、高さが1.4mほどでしたが、鉄線が入っていたことと、門柱だったため横方向に対しての長さが短かったことから倒壊の可能性は低かったと考えられます。
これが塀で高さが1.2m以上、長さが3m以上で、控え壁等がない場合は、倒壊の可能性が高まります。
ご家族の安全、周囲の方々の安全のため、これを機会にぜひ一度、ご自宅のブロック塀の安全性を確認してみてはいかがでしょうか。
今回のお家は、無事に解体でき、駐車がしやすくなり、お客様も満足いただきました。
まだ、段差等がございますので、今後の工事でより使いやすくしていきたいと思います。
ひとまず、これでこれから始まる住宅リノベーション工事の下準備は整いました。
今後、リノベーション工事の様子もご紹介していきたいと思います。