2025.03.30
みなさま、こんにちは。
ここ数日、体調を崩しておりましたが、なんとか回復してまいりました。
急に20度と暖かくなったと思いきや5度まで冷え込んでしまうと体も追いつかないですよね。
足からの冷えが1番、体に堪えます。
そこで本日は、床材と熱伝導率の関係について、お話ししたいと思います。
熱が物質によって運ばれる(伝わる)現象を熱伝導といいます。
例えば、熱いお茶が入った湯呑みに触れた時に温かい(もしくは熱い)と感じられるかと思います。それが熱伝導です。
温かいと感じる、つまりは熱が伝わる。
その熱の伝わりやすさを数値に表したものが熱伝導率です。
熱伝導率は、物質によって異なります。
タイルの床と木材の床にそれぞれ素足で触れたことを想像してみてください。
タイルの床の方がヒヤッとしましたよね。
これが木材と比較するとタイルの熱伝導率は、高いです。
熱伝導率は、数値が低いほど熱が伝わりにくいことを表しています。
つまり、熱伝導率が低いほど、ヒヤッとしにくく、暖かく感じやすいということです。
床暖房という設備を入れて強制的に温めるのが1番手っ取り早いと思いますが、今、これからの電気代を考えた時にかなりの負担になってくるのではないでしょうか。
そこで私がおすすめするのは、木材の床です。
そして、無垢の床材です。
合板フローリングでも、複合フローリングでもなく、無垢フローリングです。
冬、朝起きて、素足でフローリングに触れた時、ヒヤッと感がありません。
メリットがあれば、当然デメリットもあります。
デメリット
よく聞くのはこう言ったことでしょうか?
価格が高いは、イニシャルコストが高いということです。メンテナンスを行えば、生涯張り替える必要は、ありません。ランニングコストも含めれば、コストパフォーマンスは、高いと思います。
メンテナンスが面倒ということもよく聞きますが、木材に限らずメンテナンスは必要ではないでしょうか。私は、年に1度は必ず天然素材のワックスで水拭きをしています。すると表面の古くなった部分が取れて、また良い木材の香りがしてきます。
まとめますと、床暖房を考える前にまずは触れる素材を何にするかを考えてみましょう。
おすすめは、無垢の床材です。