2025.04.02
みなさま、こんにちは。
八千代市のリノベーションが着工いたしました。
施工事例でも工事の進捗をお伝えできればと思います。
リノベーションの最初の工事は、解体工事です。
解体工事と言って、みなさまが思い描くのは、重機でガシャーンと壊している映像かと思いますが、リフォーム・リノベーション場合は、違います。
基本的には、手壊し解体と言って、読んで字のごとく「手でひとつひとつ」解体をしていきます。
かなりの時間と労力を必要とする工事となります。
また、リフォーム・リノベーションの場合、既存の柱や床材、他にも再利用する部分がございますので、慎重な作業が求められます。
特に躯体部分に関しては、経験と知識が不可欠です。
解体工事の経験だけでは、リフォーム・リノベーションでの解体工事は、務まりません。
状況によっては、住みながらの工事ということもございますので、お客様のご協力あってこその工事でもあります。
また、重機で壊すのと比較すると、すべてが手作業になるため時間と労力が2~3倍を要します。
そのため、費用もかかります。
これが新築とリフォーム・リノベーションでの解体工事の違いです。
それとこの解体工事がお客様にとっても、私たちリフォーム・リノベーション会社にとっても、ドキドキの瞬間です。
想定以上の状態になっていないかがここで分かります。
つくば住宅工房では、お客様とお会いして、まず最初に実施させていただくのが「建物の詳細調査」(住まいの健診)になります。
この詳細調査にて、現状の建物の健康状態を確認し、リフォーム・リノベーションを計画する上で、必須となる工事は何かを事前に把握いたします。
工事が始まってから追加工事ができる限り発生しないように、この調査にて建物の健康状態を徹底的に把握するのですが、基本的には、非破壊検査になるため、確認できない箇所もございます。
あらゆる調査機器を駆使し、壁内の状況を透視し、屋根、外壁、床下はそれぞれの専門家が目視確認します。
どうやっても調査で確認できなかった部分の状態がどうなっているかがわかるこの解体工事の瞬間は、ドキドキです。
そして、私たちにとっては、リフォーム・リノベーションの醍醐味とも言えます。
想定と違う状態だった場合、どういった方法で回避するかを現場で職人さんと念入りにすり合わせを行い、お客様へ修正案をご提案いたします。
経験と知識、そして思い切りがリフォーム・リノベーションでは、とても重要な要素となってまります。
リフォーム・リノベーション会社を選ぶ際に、解体してみたら想定外だった場合の流れや追加工事が発生しない工夫を取り入れているかなど、必ずお聞きすることを強くお勧めいたします。